マイペースな3歳児に手を焼く毎日。でも、少しずつ歩み寄れるようになった話

育児

「早くして!」が口ぐせになってしまう日々

朝の支度、ごはんの時間、お風呂の声かけ…。
3歳の娘はとにかくマイペース

時間がない朝も、靴下を片方だけ履いてぼんやり。
「次は何するの?」と毎回聞いてくる。
ご飯も一口ごとにおしゃべりを挟み、なかなか進まない。
「もう出かけるよ」と言っても、遊びをやめられない。

優しいし、穏やかなんだけど——
「どうしてこんなにゆっくりなの⁉」と、焦ることもあります。


マイペースな子の“困った行動”あるある

・次は何をするか逐一聞いてくる
・ご飯を食べるのが遅い
・遊びがなかなか終わらない
・誘ってもなかなか動かない

「もう少し早くしてくれたらな…」と思う瞬間は、数え切れません。
でも最近、少しずつ“娘のペース”が分かってきた気がします。


マイペースなのは、悪いことじゃない👉気持ちの切り替えに時間がかかっているだけ

娘を見ていると、「わざと遅い」のではなく、
気持ちの切り替えに時間がかかるのだと感じます。

遊びの世界に入り込むと、頭の中がそのことでいっぱい。
「今やっていること」と「次にやること」を行き来するのが、まだ難しい年齢なんですよね。

焦っても、怒っても、余計に動かなくなる。
だから最近は、「どうやって気持ちを切り替えられるか」を一緒に考えるようにしています。


ぬいぐるみたちが大活躍!我が家の工夫

我が家では、娘が大好きなぬいぐるみたちがそれぞれ“担当”を持っています。

  • ご飯に誘う担当
  • 保育園に誘う担当
  • お風呂に誘う担当
  • 寝る部屋に誘う担当

ぬいぐるみに声をあてて、「〇〇ちゃん、そろそろごはん食べに行こう!」と話しかけると、
娘はにっこりして「はーい」と動いてくれるんです。

不思議と、親の声よりぬいぐるみの言葉のほうが届くみたい。
「早くして!」と直接言わなくても、自然に行動できるようになりました。


マイペースな子と上手に付き合うために(ちょっとした工夫4選)

その他、我が家の経験から、ちょっとしたコツをまとめてみました。

  • 遊びが終わらない時は、時間で約束する。
     「あと3回ね」「5分経ったら終わりね」と予告をしておく。
  • ご飯が遅い時は、楽しさをプラス。
     ぬいぐるみと「一緒に食べよう!」と誘うとスムーズ。
  • 動かない時は、“命令”より“共感”。
     「ママも行きたいな」「一緒にやろう」と寄り添うと前向きになる。
  • 次を聞いてくる時は、見通しを持たせる。
     1日のスケジュールを絵で見せたり、流れを予告して安心感を与える。

焦らなくても大丈夫。マイペースは個性のひとつ

「早くして!」とつい言ってしまうけれど、
マイペースな子は、物事をじっくり味わう力や集中力を持っています。

少しずつ成長して、ペースを合わせる力も身につく。
だから今は、「この子のテンポを尊重してみよう」と思えるようになりました。

焦らず、笑いながら一緒に進めば、それで十分。
マイペースな日々も、きっと悪くないですよね。

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