【体験談】0歳の息子が5日便秘に。クリニックで勧められた綿棒浣腸を試してみた話

育児

0歳の息子、5日間の便秘。心配でクリニックへ

いつもは1日1回スッキリ出ていた息子が、ある日を境にまったく出なくなりました。
「今日も出てないな…」と思いながら迎えた5日目。お腹は少し張っていて、ミルクの飲みも悪くなってきました。

自宅でできることを調べて、動画を見ながら「のの字マッサージ」を試してみたり、足を動かして腸を刺激してみたりしましたが、あまり効果は感じられず…。
見ているこちらもだんだん不安になってしまい、思い切って近くの小児科を受診しました。


医師の説明:「腹の力が弱いだけ。綿棒浣腸を積極的に使って大丈夫」

生後3ヶ月ごろだった息子。
診察してもらうと、先生からはこんな説明がありました。

「この時期は、まだお腹の筋肉が弱くて、自力でうんちを押し出すのが難しい子も多いんですよ。
だから綿棒浣腸を積極的にしてあげて大丈夫です。1日最大1回までが目安です。」

思っていたよりも前向きなアドバイスに少し安心しました。
「綿棒浣腸=最後の手段」というイメージがあったのですが、先生いわく「むしろ補助してあげる感覚でOK」とのこと。


初めての綿棒浣腸。怖さと緊張と、少しの勇気

授乳ができない分、これまでおむつ替えはパパの仕事と決めて、娘の時から積極的に取り組んでいました。
それでも、いざ「綿棒浣腸をしてみましょう」となると、正直怖さがありました。

「どれくらい入れていいのか」「痛くないのか」――そんな不安が頭をよぎります。
ですが、クリニックで先生が実際にやって見せてくれた時、その“豪快さ”に驚きました。

「思っていたよりしっかり入れるんだな」と感じつつも、赤ちゃんの表情をよく見て、嫌がっていないか確認。
先生からも「嫌がらなければ大丈夫」と言われたことで、少し肩の力が抜けました。


実際にやってみたら…思った以上にスッキリ!

自宅でも、教えてもらった通りに挑戦してみました。
綿棒にオイルをつけて、優しくお尻にあて、少しずつ回すように挿入。
数秒ほど刺激を続けると、息子が「ふぅ…」と力を抜いたような表情に。

その直後、「ぶりっ」と音がして、待ちに待ったうんちが出てきました。
思わず夫婦で「出た!」と声を上げてしまいました。
お腹も柔らかくなり、ミルクの飲みもいつもの調子に戻ってひと安心です。


医師から聞いた、綿棒浣腸の注意点

先生からは次のようなアドバイスもありました。

  • 綿棒浣腸はあくまで補助的な方法
  • 毎日しないと出ないようなら、便秘の原因を確認した方がよい
  • 使う綿棒はベビー用を選ぶこと
  • 清潔な環境で行うこと

また、便秘を繰り返す場合は「水分不足」「ミルクの種類」「運動不足」などが関係していることもあるそうです。


まとめ:怖かったけれど、やってよかった

最初は「お尻に綿棒を入れるなんて…」と戸惑いましたが、
正しくやれば安全で、赤ちゃんを楽にしてあげられる方法だと分かりました。

同じように便秘で悩んでいる方がいたら、
無理せず、まずは小児科で相談してみてください。
先生に実際のやり方を教えてもらうことで、不安もかなり減ります。

小さな体で頑張っている赤ちゃんを、少しでも楽にしてあげられるように。
綿棒浣腸は、そんな“お手伝い”のひとつだと感じました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました