走る、跳ぶ、ぶつかる…毎日ケガだらけの娘を見守るには
3歳になってから、うちの子はとにかくよく動きます。
リビングでも公園でも常に全力。走って転び、ジャンプしてぶつかり、気づけばひざやひじに小さな傷。
子どもが元気なのはうれしいけれど、
「いつか大きなケガをしないか」
「他の人にぶつかって迷惑をかけないか」
と、ヒヤッとする場面も多いです。
この記事では、子どもの自由奔放な行動に不安を感じている親が、安心して見守れる工夫をまとめています。
「危ないからダメ!」では伝わらない

走り回る姿を見て、つい「危ないからやめて!」と言いたくなります。
でも3歳の子どもには「なぜ危ないのか」がまだピンときません。
そんなときは、“危険の理由”を具体的に伝えるのがポイント。
「ここはテーブルの角があるから、ぶつかると痛いよ」
「人が多いから、走るとぶつかっちゃうよ」
“どう危ないのか”がわかると、少しずつ行動が変わっていきます。
見守る工夫3選
思い切り動ける「安全な場」をつくる

子どもは動きたいエネルギーでいっぱい。
無理に止めるより、「ここなら走ってOK」という場所をつくると落ち着きます。
たとえば、
- 公園や芝生の広場
 - 室内遊び場や体育館
 - 家の中でも「ここは走っていいスペース」を決める
 
“走っていい・ダメ”を線引きしておくと、親子で気持ちがラクになります。
靴と服装を見直すだけで転倒が減ることも
意外と盲点なのが、靴のサイズや服装。
少し大きい靴や、滑りやすいソール、長いズボンの裾などが原因で転ぶことがあります。
動きやすい服、足に合った靴を選ぶだけで、ケガが減ることも多いです。
他の子とぶつからないようにする工夫
公園や児童館では、他の子との距離感も大事。
「人が多いときは歩こうね」「前を見て走ろうね」など、短いルールを伝えます。
ぶつかってしまったら、「ごめんね」「大丈夫?」と声をかける練習も。
遊びの中で“相手を思いやる力”も育っていきます。
転んでも、それは成長のサイン

ケガをまったくしない子はいません。
転ぶ、ぶつかる、泣く――それも「体を使って世界を学んでいる証拠」です。
ただし、
- 高いところに登る
 - 車道に飛び出す
 - 硬い角の近くで走る
など、命や大けがにつながる危険だけは大人がしっかり防ぐことが大切です。 
親も子も、少しずつ上手に
「危ないから静かにして!」と言いたくなる日もあります。
でも、子どもは遊びの中でバランス感覚や危険の判断力を育てていくもの。
転んだあとに「どうして転んだかな?」「次はどうしようか」と話すことで、
“考えて動く力”が少しずつ身についていきます。
まとめ
3歳のケガやトラブルは、成長の通過点。
完全に防ぐのは難しくても、
- 危険の理由を伝える
 - 安全に動ける場をつくる
 - 靴や服を見直す
 - 相手を思いやる練習をする
 
この4つを意識して、安心して見守れる時間が増やしていきましょう!
  
  
  
  

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