下の子がいるときの「3歳のかんしゃく」対応法|
イライラせずに乗り切るためのコツ

育児

👧「ママ(パパ)見て!」が爆発のサイン

下の子が生まれてからというもの、上の子(3歳)がかんしゃくを起こすことが増えました。
眠いとき、自分の希望が通らないときに泣いたり怒ったりするのは前からでしたが、
下の子の授乳中やおむつ替えの最中に「ママ見てー!」「今これやりたい!」と泣き出すことも。

頭では「赤ちゃん返りだよね」と分かっていても、
正直、両方泣かれるとどうしていいか分からなくなるときもありますよね。

この記事ではかんしゃくを起こす3歳児との向き合い方についてまとめています。
「3歳児への共感」が結論に対するキーワードになります。


🍼まずは「安全確保+短い共感」でOK

下の子を抱っこしている最中に、上の子が泣き叫ぶ。
よくある場面ですが、このとき大事なのはどちらを“先に落ち着かせるか”よりも、安全を確保して共感のひと声をかけること。

たとえばこんな言葉かけです。

「怒りたい気持ち、いま出していいよ。ここで待っててね」
「パパ、◯◯ちゃん(赤ちゃん)のオムツ替え終わったらすぐ行くね」

ほんの数秒でも「ちゃんと見てもらえてる」と伝わるだけで、落ち着くことがあります。
逆に、無理に泣き止ませようとすると、さらにヒートアップしてしまうことも。


👩‍🍼下の子を置けるなら、上の子を優先するのも◎

もし下の子を安全に寝かせておけるなら、
数十秒でも上の子に向き合う時間を取るのも効果的です。

「悲しかったね」「やりたかったんだね」

気持ちを受け止めてから

「パパ、赤ちゃんもお世話するけど、〇〇ちゃんも大事なんだよ」
と伝えるだけでも、上の子の安心感はぐっと変わります。

「わたし(ぼく)も大切にされてる」と感じられると、かんしゃくの回数も少しずつ減っていきます。


⏰上の子専用の“特別タイム”を作る

下の子中心の生活になっても、
1日5分だけでも上の子と2人で過ごす時間を持つのがおすすめです。

  • 下の子のお昼寝中に「一緒に絵本を読む」
  • 夜寝る前に「今日いちばん楽しかったこと」を話す

ほんの短い時間でも「ママ(パパ)はちゃんと自分を見てくれている」と実感でき、心が安定していきます。


🪄「お手伝い」という関わり方で自信を育てる

3歳は“やってみたい”気持ちが強い年齢です。
そこで、赤ちゃんのお世話にお手伝いという形で関われる機会を作るのも効果的です。

  • 「ティッシュ取ってくれる?」
  • 「赤ちゃん泣いてるね、どうしたと思う?」

できたときには「さすがお姉ちゃん!」「頼りになるね」としっかり褒めてあげましょう。
“お姉ちゃんでしょ”ではなく“お姉ちゃんってすごいね”と伝えるのがポイントです。


🚫つい言いがちなNGワード

疲れているとつい出てしまいがちですが、
「赤ちゃんは泣かないのに、あなたは泣いてるの?」
「お姉ちゃんなんだから我慢して」
という言葉は、上の子の心に「自分ばかり怒られる」という印象を残します。

代わりに、

「悲しかったね」
「〇〇がしたかったんだね」
気持ちに寄り添う言葉を選ぶよう意識してみてください。


🌈まとめ

状況対応のポイント
下の子の対応中安全確保+短い共感の声かけ
手が空くとき上の子を優先して抱っこ・共感
日常的に上の子の“特別タイム”と“お手伝い体験”を意識

下の子が生まれてからの3歳のかんしゃくは、
「見てほしい」「自分も大切にしてほしい」というサインでもあります。
大変な時期ですが、上の子の甘えや主張を少しずつ受け止めながら、
「みんなで一緒に成長していく時間」として、やさしく向き合っていきたいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました